箱根駅伝「3強」は明暗 駒大3位で逆転へ「少しづつ詰める」 東海大5位、青学大はまさかの12位

駒沢大・2区の田沢廉から3区の小林歩(左)へタスキをつなぐ =横浜市戸塚区(矢島康弘撮影)
駒沢大・2区の田沢廉から3区の小林歩(左)へタスキをつなぐ =横浜市戸塚区(矢島康弘撮影)

 第97回東京箱根間往復大学駅伝第1日は2日、東京・大手町から神奈川県箱根町までの5区間、107・5キロで行われ、「3強」は駒大が3位、東海大が5位、前回総合優勝の青学大が12位と明暗が分かれた。

 駒大はトップと2分21秒差の3位で芦ノ湖を折り返す。注目の2年生エース田沢は、2区で爆発的な走りを見せられなかった。15位でたすきをもらったものの、近い位置にいた東国大のビンセントが猛スピードで前を追うのを見て、「付いていったらやられる。自分のペースで入ろう」と自重。結局、良いリズムを作れず、区間7位の1時間7分27秒で、順位を8位に上げるのが精いっぱいだった。

 それでも3区の小林が区間2位、5区の1年生・鈴木が同4位と健闘し、13年ぶりの総合優勝に望みをつないだ。大八木弘明監督は「田沢のタイムがもう少し出ていれば1、2位に行けた」と振り返り、「6、7区で少しずつ前との差を詰めてくれれば」と逆転の青写真を描く。

 東海大は1区の塩沢、2区の名取と4年生が堅実につなぎ、3区で1年生の石原が区間賞の快走でチームをトップに押し上げた。しかし、4区の佐伯が区間19位と振るわず、3分27秒差の5位に終わった。

 前回覇者の青学大は、まさかの12位に沈んだ。5日前に、主将の神林が右臀部を疲労骨折したことが判明し、3区で起用できなかったのが誤算だった。留年してまで今大会に懸けた5区の竹石も途中で脚をけいれんさせて失速し、原晋監督が「ゲームオーバー」と白旗をあげる結果に。復路は「確実にシード権を取りに行きたい」と切り替えていく。(宝田将志)