尖閣周辺の中国圧力「冷静かつ平和的な解決を」 新春インタビューで玉城沖縄県知事(2/2ページ) - 産経ニュース

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尖閣周辺の中国圧力「冷静かつ平和的な解決を」 新春インタビューで玉城沖縄県知事

--新型コロナウイルス対策で、経済と医療と、どのようにバランスをとっていくつもりか

「非常に難しい判断だ。新型コロナは人の移動などで拡散するが、人の移動を制限すると物流まで滞り、需要の減少を引き起こす。ただ、医療崩壊だけは絶対に食い止めなければならない。このため那覇や宜野湾など5市の飲食店に対し、年末年始の時短(営業時間短縮)を要請した。11次にわたる総額1470億円もの補正予算により、切れ目のない経済対策と医療対策を講じていきたい」

--時短要請に応じない業者がいるため、罰則の強化など法改正を求める声も上がっているが

「それは国において慎重に検討し、判断することであり、推移を見守りたい。県としては現在、5市で時短要請をしているが、協力金も用意しており、要請に応じてくれると思っている」

--尖閣諸島周辺における中国の圧力がますます高まっている

「(昨年)12月21日の県議会本会議で(中国の王毅国務委員兼外相が尖閣諸島の領有権を主張した発言に対する)意見書および抗議決議が全会一致で可決された。その内容は王毅国務委員の発言や中国公船の活動への抗議であるとともに、日中関係の改善に向けた平成26年11月の合意事項を尊重し、相互信頼関係の構築に努めることを求めるものだと認識している。国に対しては、冷静かつ平和的な外交による解決を求めていくことが一番大切だと考えている」(川瀬弘至)