米新聞チェーンに買収案 ヘッジファンド、再編加速

 米ニューヨーク拠点のヘッジファンドが、有力紙シカゴ・トリビューンなどを抱える新聞チェーン、トリビューン・パブリッシングの買収案を提示したことが12月31日、明らかになった。ファンドはアルデン・グローバル・キャピタルで、トリビューンの株式約32%を既に保有している。

 米新聞業界は発行部数や紙面広告収入の減少が経営を圧迫し、投資ファンド主導の再編が加速。アルデンはグループ企業を通じて約200紙を所有しており、買収した企業に大幅な経費削減を迫り、従業員らからの反発も起きているとされる。

 買収案によると、トリビューンの企業価値は約5億2千万ドル(約540億円)。同社は他に、ニューヨークの大衆紙デーリー・ニューズやボルティモア・サンなども抱えている。(共同)