12年ぶり新・千葉知事誕生へ 出馬表明の若手2人、新春に語る 

 僕にとっても千葉は重要な時期を過ごした場所で、幼稚園から小学校の真ん中くらいまでは浦安にいた。早稲田大では詩吟サークルの合宿で鋸南の辺りに行き、海岸で詠んでいた。

 (関政幸氏との選挙戦については)運命って面白いなと思う。関さんは一番仲の良い県議の1人。千葉市選出で、政策的な議論もよくやった。すがすがしくやりたいし、選挙が終わったら、またゆっくりと飲み明かしたい。

■「夢は原動力」関政幸・千葉県議

 今年は選挙の年。私のビジョンや政策だけでなく、人間性についても県民の皆さんに知っていただいた上で認めてもらえるように頑張りたい。限られた時間の中でベストを尽くし、千葉県の未来に夢を持ってもらえるように訴えていく。

 夢は人の原動力だ。夢に向かって走っているとき、人はとても輝いている。閉塞(へいそく)感のあるこの状況で、子供たちだけでなく、すべての方が夢の実現に向かって励んでいける千葉県を作っていきたい。そのために県議10年間の実積と、弁護士としての経験を役立てる。

 千葉県の魅力は、何でもあることだ。三方を海に囲まれ、農業や漁業が盛んで都市部も田園もあり、いろいろな人のライフスタイルに応えられる。東京にも近い。こういったことをアピールし、豊富な海や山の幸をトップセールスで海外に売り込んでいく。加えて、知事自身が多くの現場に出向き、新たな宝や可能性を探していきたい。

 さまざまな可能性を実現するには、きちんとした社会基盤が必要だ。道路網は大事で、圏央道や北千葉道路をはじめ、銚子や館山、鴨川など県全体がつながってこそヒト、モノ、カネがきちんと流れる。道路は災害時の緊急輸送にも使われる。国との強力な連携で一気にやっていく。

 国との関係は新型コロナウイルス対策でも生かし、感染予防や医療提供体制の構築、困っている人への支援など、県民の命を守るための取り組みにつなげる。

 小中学校での給食費の無償化もぜひやりたい。子育て支援だけでなく、地産地消や千葉愛をはぐくむ契機にもなる。地域の事業者にとってもプラスとなる仕組みを考えたい。

 (熊谷俊人氏との選挙戦については)世代も近いし、早稲田大の先輩でもある。県議でお話しする機会もあった。いろんな意味で、ご縁があるのかなと思う。

■他に2人が立候補を予定

 知事選には熊谷、関両氏のほか、元船橋市議の門田正則氏(73)と元県立高校校長の皆川真一郎氏(66)も出馬を表明。門田氏は東京電力福島第1原発から出た処理水を用いた水力発電などを、皆川氏は教育分野の予算増や地域通貨としての県札発行などを、それぞれ訴える。