【箱根駅伝】明大72年ぶり制覇も視野 山本監督「先手、先手で優勝争い」(1/2ページ) - 産経ニュース

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箱根駅伝

明大72年ぶり制覇も視野 山本監督「先手、先手で優勝争い」

【箱根駅伝】明大72年ぶり制覇も視野 山本監督「先手、先手で優勝争い」
【箱根駅伝】明大72年ぶり制覇も視野 山本監督「先手、先手で優勝争い」
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 1月2、3日に行われる第97回東京箱根間往復大学駅伝で、古豪の明大が1949年以来、72年ぶりの優勝を狙っている。前哨戦となった11月の全日本大学駅伝は3位。選手層が厚く、今大会は優勝候補の一角に挙げられる。チームを率いる山本佑樹駅伝監督(43)は産経新聞のインタビューに「1区から先手、先手で優勝争いしたい。優勝を目指し、3番以内に入る」と意気込みを示した。

 昨季の箱根駅伝はゴール直前まで3位争いを演じて6位。その立役者で、7区区間新記録をたたき出した阿部弘輝(現・住友電工)が卒業した。今季はその穴をどう埋めるかが大きな課題だった。新チーム発足当初は山本監督も「新しいエースは誰だ」と選手らにハッパをかけてきたという。

 そんな中、新型コロナウイルス禍に見舞われた。寮は閉鎖されなかったが、家庭の事情などで選手の約半数が帰省した。大会は軒並み中止や延期に。山本監督は「選手がモチベーションを落とさないように声掛けを多くしてみたり、うまく(気持ちを)持ち上げるようにした」と振り返る。帰省組は4月中旬から約2カ月間地元で過ごしたが、山本監督は無料通信アプリLINE(ライン)などで密に連絡を取ってきた。

 新型コロナの影響がすべてマイナスだったわけではない。例年は春から始まるトラックの大会に向けて調整していたが、その必要がなくなった。代わりに、筋力トレーニングや起伏のあるコースを走り込むなど土台作りにあてた。山本監督は「大会がなくなったことで、逆に走りたいという意欲が強くなった」とみる。

 成果は秋に出た。11月1日の全日本大学駅伝。青学大、駒大、東海大の3強と目された大会で3位に食い込んだ。山本監督は春先に「箱根駅伝5位以内」という目標を掲げたが、これを「優勝を目指して3位以内」に上方修正。全日本大学駅伝後は、選手からも「箱根優勝」という言葉が頻繁に口をつくようになったという。

 11月21日の早大競技会では1万メートルで28分台をマークした選手が14人。自信を深めて、箱根路に乗り込む。