スポーツクライミング3種目の施設完備で聖地に名乗り

 同市では「西条市クライミングクラブ」が発足。小学2年生から65歳までのメンバーが競技に取り組んでおり、2024年パリ五輪を目指すような有力選手が現れるまでになっている。クラブ代表の藤村和久さん(72)は「国体が終わって、私たちはこれからがスタートだという思いでやってきた。クライミングとはこんなもんと知ってもらうことからです」と話す。

 藤村さんは同市山岳連盟会長も務める。「自然の山登りでは『核心部』があり、そこを越えれば登れる。ボルダリングは課題を3つか4つ作る。そこにも核心部があり、最初の核心部を越えればゾーンに入ることができる。自然の壁を模したリードは持久力が必要。2人で速さを競うスピードは短距離走ですね」

 ボルダリングの室内施設が各地にできているほか、体力アップや健康増進目的の愛好者も増えているクライミング競技。東京五輪で日本人選手がメダルを獲得すれば、さらに注目が集まることは間違いなく、西条市が聖地となる日も近いかもしれない。

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