立憲民主党の福山哲郎幹事長は28日夕の記者会見で、27日に急逝した同党の羽田雄一郎参院幹事長の死因が新型コロナウイルス感染症だったと発表した。
国会議員の感染が確認されたのは6人目で、死亡したのは初めて。
福山氏によると、羽田氏は24日深夜に発熱し、25日以降は自宅で待機した。27日、PCR検査を受けるために東京都内の医療機関に秘書が運転する車で向かう途中、容体が急変した。22日には国会内で党常任幹事会に出席していた。
羽田氏は、父の羽田孜元首相の秘書などを経て平成11年の参院長野選挙区補欠選挙で初当選し、当選5回。旧民主党政権の野田佳彦内閣で国土交通相を務めた。