アパレル大手・三陽商会 12億円の赤字 3~11月期

 アパレル大手の三陽商会が28日発表した令和2年3~11月期連結決算は、最終損益が12億円の赤字だった。新型コロナウイルス禍で、主要販路の百貨店での販売が振るわなかった。東京・銀座のビル売却に伴う67億円の特別利益を計上し、赤字額は8月中間決算の66億円から減少した。決算期を変更したため前年同期に比べた増減率は開示していない。

 売上高は268億円だった。注力しているインターネット通販は好調だが、百貨店向けの不振を補うほどには成長していない。12月以降は、新型コロナ感染「第3波」が冬物商戦に与える影響が懸念される。

 3年2月期の連結業績は売上高380億円、最終損失35億円とする従来予想を据え置いた。早期退職者を募集しており、費用を特別損失として計上する予定だ。

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