宮原、巻き返して表彰台 圧巻の表現力

女子フリー、演技をする宮原知子 =27日、長野市・ビッグハット(代表撮影)
女子フリー、演技をする宮原知子 =27日、長野市・ビッグハット(代表撮影)

 フィギュアスケートの全日本選手権最終日が27日、行われ、宮原知子3位に入った。

 演技を終えた宮原は、左手で力強くガッツポーズした。かつて全日本を4連覇した22歳が底力を発揮。今季初戦の大舞台でSP6位から巻き返して表彰台に立ち、「やれることは思い切ってできたかな」と喜んだ。

 今大会までは、拠点のカナダで調整を進めてきた。新型コロナウイルス禍の自粛期間中は、これまで以上にバレエやダンスのレッスンに力を入れた。ヒップホップなど新しいジャンルに挑戦し、「体の動かし方の種類が増えた」。この日も、表現力などを示す演技構成点は5項目中4項目で10点満点の9点を超えた。

 課題に挙げていたジャンプは、回転不足になったものもあった。代表に決まった来年3月の世界選手権に向けては、「まだまだやらないといけない課題がたくさんある。練習して、さらに自信を持って臨めるようにしたい」と意気込んだ。

(久保まりな)