樋口「挑戦したことに意味」 3回転半成功ならず 女子フィギュア

女子フリーで演技する樋口新葉 =27日、長野市・ビッグハット(代表撮影)
女子フリーで演技する樋口新葉 =27日、長野市・ビッグハット(代表撮影)

 フィギュアスケートの全日本選手権最終日は27日、長野市ビッグハットで行われた。

 表彰台を逃した女子の樋口は、ショートプログラム(SP)で転倒したトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)にフリーでも挑んだ。

 冒頭、大きく跳び上がると、着氷の際に態勢を崩す。実戦での大技初成功はならず、「練習してきたものが跳べなかったのは悔しい」と唇をかんだ。

 今季はシーズン序盤から3回転半をプログラムに入れ込んだ。11月のNHK杯からは、フリーだけではなく、SPにも導入するまでに前進した。今大会も攻めた構成で臨み、「SPとフリーで挑戦したことに意味がある。今年は大きく成長できた」と実感を込めた。

 今大会は、「失敗したときの切り替えが大変だった印象」と、3回転半以外のジャンプでもミスが相次いだ。2位と躍動した前回大会から一転、結果だけを見れば厳しい全日本となった。来季に向け、「安定して高い点数を取れるようなプログラムを作って、悔いの残らない1年にできたら」と語った。

(久保まりな)