J3秋田はJ1王者川崎に脱帽 天皇杯

【サッカー第100回天皇杯 準決勝 川崎対秋田】試合に敗れ、がっくり肩を落とす秋田イレブン=等々力陸上競技場(撮影・蔵賢斗)
【サッカー第100回天皇杯 準決勝 川崎対秋田】試合に敗れ、がっくり肩を落とす秋田イレブン=等々力陸上競技場(撮影・蔵賢斗)

 サッカーの第100回天皇杯全日本選手権第9日は27日、川崎市等々力陸上競技場で準決勝が行われ、川崎が秋田を下し、来年1月1日に東京・国立競技場で行われる決勝に進んだ。

 秋田はJ1王者の川崎に脱帽するしかなかった。J3を独走で制する原動力となった堅守を軸に粘り強く戦ったが、攻守に圧倒されて吉田監督は「素直に敗戦を受け止め、強くなれるようにひたむきに努力していきたい」と語った。

 J3優勝とJ2昇格を決めた11月18日まで20勝8分けの無敗と記録的なシーズンを送ってきた。J1王者を相手にジャイアントキリングはならなかったものの、主将の山田は「全員で守るという秋田らしさは出せたのではないか」と充実感も漂わせていた。

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