全世界からの新規入国を一時停止 政府「コロナ変異種の予防」

会見で記者団の質問に答える菅義偉首相。右は新型コロナウイルス感染症対策分科会・尾身茂会長=25日午後、首相官邸(春名中撮影)
会見で記者団の質問に答える菅義偉首相。右は新型コロナウイルス感染症対策分科会・尾身茂会長=25日午後、首相官邸(春名中撮影)

 新型コロナウイルスの変異種の感染が世界的に拡大していることを受け、政府は26日、全ての国・地域からの新規入国について、28日から来年1月末までの間、一時停止すると発表した。出入国在留管理庁は「ウイルスの変異種が今後拡大しないように予防的措置をとった方がいいと判断した」としている。

 一時停止の期限を1月末までとしたことについて、同庁は「疫学的な部分を見極める必要がある」と説明。今後変更する可能性に含みを残した。

 短期出張からの帰国・再入国時に14日間待機の緩和を特例措置として認めているが、この措置についても同様に一時停止する。

 このほか、英国と南アフリカ以外で、すでに変異種の感染が確認されたと政府当局が発表している国・地域からの入国・帰国者については、30日から1月末まで出国前72時間以内の検査証明を要求。さらに入国時の検査も実施する。検査証明を提出できない場合は、指定場所での14日間待機を要請するという。

 政府は9月25日、新型コロナウイルス感染症対策本部で、10月1日から順次、全世界からの入国について、条件付きで再開することを決定していた。

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