100万円の返還請求命令 栃木、平成24年度県議会政調費

 栃木県議会の平成24年度の政務調査費に違法な支出があったとして「市民オンブズパーソン栃木」が福田富一知事に対し、6会派に計約1億2千万円を返還請求するよう求めた住民訴訟の判決で、宇都宮地裁は25日、5会派の一部支出に違法性を認め、計約100万円の返還を請求するよう命じた。

 判決理由で伊良原恵吾裁判長は、活動の内容が明確ではないガソリン代の他、実態が確認できなかった交通費、政務活動と関連が薄い書籍の購入費などへの支出を違法と認定した。

 同団体代表の高橋信正弁護士は、判決が認定した違法な支出が少額で「極めて不当な判決だ」として、控訴する方針を示した。