皇室ウイークリー

(673)両陛下、ワクチンの現状お聞きに 上皇さま87歳、研究にいそしまれ

お住まいの仙洞仮御所の庭を散策し、バラの花をご覧になる上皇ご夫妻=11月24日午後、東京都港区(宮内庁提供)
お住まいの仙洞仮御所の庭を散策し、バラの花をご覧になる上皇ご夫妻=11月24日午後、東京都港区(宮内庁提供)

天皇、皇后両陛下は21日、皇居・宮殿「竹の間」で、山本幸三衆院議員ら、議員在職25年以上の永年在職表彰を受けた衆参両院の国会議員計8人と面会された。

天皇陛下は22日、お住まいの赤坂御所で、離任するラオスの駐日大使と面会された。秋篠宮ご夫妻も同日、赤坂東邸(東京都港区)で大使夫妻とご面会。陛下は皇太子時代の平成24年6~7月に同国とタイ、カンボジアを訪問されている。

両陛下は23日、新型コロナウイルスの感染拡大をめぐり、厚生労働省の福島靖正医務技監を赤坂御所へ招き、国内外のワクチンの開発状況について説明を受けられた。両陛下は4月にも、福島氏の前任の医務技監からワクチン開発や治療薬の状況について聞かれている。

この日は、福島氏から最近の感染状況やウイルスの変異、ワクチン開発の最近の動向と国内の取り組みなどについて説明があった。側近によると、両陛下は熱心に話を聞き、質問を重ねられた。やりとりの中で、両陛下が医療従事者の現状を気遣われる場面もあったという。

秋篠宮さまは24日、赤坂御用地にあるお住まいの宮邸(同)で、日本学生科学賞の中央表彰式をオンラインで視聴された。秋篠宮さまは昨年、表彰式に出席して受賞した生徒らから研究成果の説明を受けられた。しかし、今年は感染拡大で表彰式がオンラインでの開催に変更になったという。

上皇さまは23日、87歳の誕生日を迎えられた。

側近によると、新型コロナの感染が国内外で拡大し、さまざまな影響を及ぼしていることを案じられている。皇太子時代から交流を重ねてきた青年海外協力隊の活動や、上皇后さまとともに開館当時から支援してきたブラジルの移民史料館の運営にも影響が出ていると聞き、心配されているという。

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