鍵山、ミスなく98・60点で2位 フィギュア全日本選手権

【スポニチ代表41 全日本フィギュアスケート選手権 第1日】男子SP、演技をする鍵山優真 =25日、長野市・ビッグハット(代表撮影)
【スポニチ代表41 全日本フィギュアスケート選手権 第1日】男子SP、演技をする鍵山優真 =25日、長野市・ビッグハット(代表撮影)

 25日に開幕したフィギュアスケートの全日本選手権男子ショートプログラム(SP)で、17歳の鍵山優真(神奈川・星槎国際高横浜)は2位だった。

 17歳の顔は上気していた。昨年3位で今季からシニアに本格参戦の鍵山は非公式ながら自己ベストを上回る98・60点でSP2位の好位置につけた。「全てをかける思いで集中した。ミスなく終えられてすごくうれしい」と喜んだ。

 冷静だった。冒頭の4回転サルコーを着氷すると、続ける予定だった3回転トーループは「無理かな」と2回転にとどめた。続く4回転トーループを跳び、11月のNHK杯で失敗したトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)も成功した。終盤は観客の手拍子に乗って華麗な滑りを披露した。

 ジュニアだった昨年はSPで7位と出遅れた。「悔しい思いをした。リベンジしたい」と誓ってリンクに立ち、技術点では目標とする羽生に0・17点差まで迫った。「フリーも守ることなく、攻め切りたい」。明るい表情で言い切った。(田中充)