露、最新鋭ステルス機「スホイ57」が初実戦配備

 【モスクワ=小野田雄一】イタル・タス通信や国営ロシア通信などは25日、関係筋の話として、ロシアが開発していた最新鋭ステルス戦闘機「スホイ57」が初めて軍に引き渡されたと伝えた。カフカス地方を管轄する南部軍管区の航空部隊に配備されたという。

 スホイ57は米国のステルス戦闘機「F22」や「F35」などに対抗するためロシアが開発。2010年に初飛行した。その後、飛行試験や改良が続けられ、シリア内戦にも実験投入された。軍への引き渡しは当初、19年に予定されていたが、同年12月に墜落事故が発生。原因解明のため引き渡しが延期されていた。

 ロシア通信によると、ロシア軍は最終的に計76機のスホイ57を調達する計画。

 同機は長距離の射程を持つミサイルや超音速で長時間飛行する「スーパークルーズ」機能、高性能レーダーなどを搭載し、「第5世代ジェット戦闘機」に分類される。将来的には、無人機(UAV)を随伴して管制する役割も果たすとの見通しも出ている。