安倍前首相、25日に「桜」国会説明 議運委で公開

会談に臨む立憲民主党・安住淳国対委員長(左)と自民党・森山裕国対委員長=24日午後、国会内(春名中撮影)
会談に臨む立憲民主党・安住淳国対委員長(左)と自民党・森山裕国対委員長=24日午後、国会内(春名中撮影)

 安倍晋三前首相の後援会が主催した「桜を見る会」前日の夕食会の費用を補填(ほてん)した問題をめぐり、自民党の森山裕、立憲民主党の安住淳両国対委員長は24日、国会内で会談し、安倍氏が25日午後1時から衆院の議院運営委員会で説明を行うことで合意した。公開で実施し、与野党が安倍氏のこれまでの国会での説明に関する質疑も行う。参院の議運委でも25日に実施する方向だ。

 自民党は当初、安倍氏の説明の場として非公開の議運委理事会を想定していた。ところが、野党側は「議運の理事会は非公開であり、正式な議事録も残らない」(安住氏)と主張。新型コロナウイルスの感染拡大で菅義偉政権の支持率が急落する中、世論の反発にも配慮し、公開で議事録も残る議運委での説明に転換した。

 東京地検特捜部は24日、安倍氏を不起訴処分とし、政治資金規正法違反(不記載)の罪で後援会代表の配川博之公設第1秘書(61)=山口県下関市=を略式起訴した。

 安倍氏はこれを受け、衆参両院の議長宛てにこれまでの国会答弁について「事実と異なる部分が判明したので答弁を訂正する発言を行いたい」との申し出を行った。