安倍前首相記者会見詳報

(2)「初心に立ち返って全力を尽くす」

会見する安倍晋三前首相=24日午後、東京都千代田区の衆議院第一議員会館(三尾郁恵撮影)
会見する安倍晋三前首相=24日午後、東京都千代田区の衆議院第一議員会館(三尾郁恵撮影)

 --費用の補填(ほてん)の原資は、どこから出していたのか。今回検察が認定した事務所の補填額は2016年から19年で708万円だが、安倍晋三後援会の19年分の収支報告書の繰越金は466万円しかない状態だ。この足りない部分をどこから補填していたのか

 「当該資金についてでありますが、真意につきましてはですね、私のいわば預金からおろしたものを、例えば食費、会合費、交通費、宿泊費、私的なものですね。私だけじゃなくて妻のものもそうなんですが、公租公課等も含めてそうした支出一般について事務所に請求書がまいります」

 「そして事務所で支払いを行いますので、そうした手持ち資金としてですね、事務所に私が合わせているものの中から、支出をしたということであります」

 --「事務所に幾度も確認した」「知らない中で行われていた」と発言したが、事実関係は、いつ、どのような経緯で確認したのか。また、「政治責任は重い」との発言があったが、野党側から「議員辞職に値するような問題だ」との指摘も出ている。今後の政治活動について、議員辞職や離党は責任の取り方としてあり得るか

 「2点だと思いますが、まず1点目について、私は事実をいつ確認したのかということであります。まず、事実を確認をいたしましたのは、捜査が始まった後、最近でございますが、捜査が始まった中におきまして、東京の責任者が聴取を受ける中において、その責任者に私は『5000円の会費で全てまかなっていたんだね』ということを確認し、『そうです』と答えた責任者でございますが、その後も『会場代も含めてだね』ということも確認したんですが、『それはそうです』というふうに答えていたのでございます」