安倍氏秘書を略式起訴 「桜」夕食会めぐり東京地検特捜部

「桜を見る会」で小走りで移動する安倍前首相(中央)=2019年4月、東京・新宿御苑
「桜を見る会」で小走りで移動する安倍前首相(中央)=2019年4月、東京・新宿御苑

 安倍晋三前首相の後援会が「桜を見る会」前夜に主催した夕食会をめぐり、安倍氏側がホテルに支払う費用の不足分を補填(ほてん)していた問題で、東京地検特捜部は24日、安倍氏を不起訴処分にした。また、政治資金規正法違反(不記載)の罪で後援会代表の配川博之公設第1秘書(61)=山口県下関市=を略式起訴した。

 起訴状などによると、配川秘書は毎年4月に後援会が主催した夕食会の収支約3千万円分について、平成28年から昨年までの後援会の収支報告書に記載せず、選挙管理委員会に提出したとしている。

 安倍氏は昨年11月の問題発覚以降、国会で「事務所からの補填はなかった」などと答弁していた。しかし、安倍氏周辺は先月、補填行為したのに収支報告書に記載しなかったと認め、安倍氏本人には秘書が虚偽報告をしていたと明らかにした。