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産経抄

12月24日

 昭和20年の暮れだった。連合国軍総司令部(GHQ)の通訳として東京に赴任していた日系2世のジョージ・アリヨシさんは、7歳の靴みがきの少年と知り合う。寒風が吹きすさぶなか、背筋を伸ばして懸命に働いていた。

 ▼さぞおなかをすかしているだろうと、ピーナツバターとジャムを塗ったパンを手渡した。少年は礼を言って受け取って、そのまま道具箱にしまった。家で待っている3歳の妹といっしょに食べたいというのだ。両親はすでに亡くなっていた。

 ▼「日本はかならず復興する」。後にハワイ州知事となるアリヨシさんは、凜(りん)とした少年のたたずまいに、そう確信した。安倍晋三前首相が講演の際に好んで紹介するエピソードである。安倍氏の祖父の岸信介元首相と父、安倍晋太郎元外相は、アリヨシさんと親交が深かった。

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