開閉会式予算35億円増の165億円に 五輪・パラ延期で演出など見直し

 新型コロナウイルスの感染拡大で来夏に延期された東京五輪・パラリンピックの開閉会式について、大会組織委員会が予算の上限額をこれまでより35億円増となる165億円に引き上げる方針であることが21日、大会関係者の話で分かった。延期に伴い、演出内容の見直しなどが必要になったため。大会の簡素化で芸術パートを圧縮する方向で、コスト増の幅はできるだけ抑えたという。

 22日の理事会で協議する。開閉会式の予算上限額の引き上げは2度目。最初の昨年2月は、企画、演出の骨子が固まり、必要な事業費を概算で出したところ、招致段階の立候補ファイルで見込んだ91億円を超過する見通しとなったとして、130億円に増やした。

 組織委は広告大手の電通に開閉会式の業務委託を行っており、延期に伴い、契約を延長する方針となっている。