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産経抄

12月20日

 占星術が世の中を動かすことは珍しくない。寛和2(986)年夏である。

 ▼夜空に、近づきつつある2つの星が見られた。天体の接近は「犯」と呼ばれ、凶事の兆しとして忌み嫌われたという。ときの帝(みかど)に「星のお告げあり」と退位を迫ったのは、政敵の藤原兼家だった。帝を出家させた兼家は、自分の孫を一条天皇として擁立した。はやり病がまだ、もののけの仕業と恐れられた時代である。

 ▼夜空の事情に暗いはずの兼家が、空の異変をなぜ知っていたか。実は名高い陰陽師の安倍晴明が「天変」を密告し、政変に一枚かんだとの説がある(『歴史を揺るがした星々』恒星社厚生閣)。星の動きを読む力は、権力を右から左へ移す「見えざる手」として働いたのだろうか。だとすれば、現代人も夜空の出来事をぼーっと眺めてはいられない。

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