映画興収総額が最低に 「鬼滅」1強浮き彫り - 産経ニュース

メインコンテンツ

映画興収総額が最低に 「鬼滅」1強浮き彫り

映画館に掲げられたアニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」のポスター=10月26日、東京都新宿区
映画館に掲げられたアニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」のポスター=10月26日、東京都新宿区

 邦画と洋画を合わせた今年の国内興行収入(興収)の総額が、現行の統計方法が始まった平成12年以降で最低の1350億円前後になる見通しであることが15日、分かった。東宝が記者会見で明らかにした。

 大ヒット中のアニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の興収は13日時点で302億8千万円に上っており、「鬼滅」の1強が浮き彫りとなった。

 「鬼滅」について東宝の市川南常務は「各劇場の動員力を最大にして予想を超える国民的ヒットを導き出した。日本の映画ビジネスの回復をアピールできたことも大きかったかなと思う」と語った。

 業界全体の不振要因としては新型コロナウイルス感染拡大による4月の緊急事態宣言後、全国の映画館が休館したことに加え、例年は興収全体の約45%を占める洋画大作の大部分が公開延期となったことが大きいという。