指圧師養成校の新設規制、仙台高裁も合憲判断

 視覚障害者の就労保護を理由に健常者向けのあん摩マッサージ指圧師養成施設の新設を規制する法規定は違憲だとして、学校法人福寿会(福島県郡山市)が、新設を認めなかった国の処分取り消しを求めた訴訟の控訴審判決で、仙台高裁(小林久起裁判長)は14日、1審仙台地裁判決に続き、規定を合憲と判断し、福寿会側の訴えを退けた。

 福寿会側は控訴審口頭弁論で、「視覚障害者の生計の維持には障害年金制度などがあり、健常者向け施設を設立する権利を奪うことに正当性はない」と主張し、1審判決の取り消しを求めた。

 福寿会を含む学校法人平成医療学園グループは仙台、東京、大阪3地裁に起こした同種訴訟でいずれも敗訴。2審でも8日の東京高裁判決が規定を合憲と判断し、訴えを退けていた。