北海道・日高地方の拠点病院でクラスター

北海道庁
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 北海道は13日、新型コロナウイルスの新たなクラスター(感染者集団)が日高地方の拠点病院「浦河赤十字病院」(浦河町)で発生したと発表した。感染者は職員1人と入院患者4人の30~80代計5人で、いずれも無症状か軽症。

 同病院は感染症指定医療機関。道によると、感染者は一つの病棟で出ており、同病院はこの病棟の新規入院受け入れと緊急性のない手術を休止するが、外来や救急は行う。

 道内では医療拠点の札幌市や旭川市をはじめ、各地で病院のクラスターが発生している。道の担当者は「年末に向けて交流する機会が多くなるが、年末年始は医療機関が休みになる。感染を広げないよう気をつけてほしい」と注意を呼びかけている。

 道によると、基幹病院の一つ「市立釧路総合病院」(釧路市)のクラスターが1人増えて計25人に。札幌市では、未収束となっている病院のクラスター13件のうち4件で新たな感染者が確認された。

 旭川市では自衛隊などの支援が入っている「吉田病院」の感染者が4人増えて計205人に。国内最大規模のクラスターとなった「旭川厚生病院」は13日午後4時時点の感染者を計283人と公表した。

 北海道では13日、新型コロナに感染した患者7人が死亡し、新たに164人の感染が確認された。道内の死者は計315人、感染者は延べ1万1335人(実人数1万1306人)となった。午後6時時点の重症者は32人。

 地域別の新たな感染者は、札幌市82▽旭川市15▽函館市3▽釧路市2▽空知地方3▽石狩地方13(千歳市4、北広島市3、石狩市1、江別市1、恵庭市1など)▽胆振地方11(苫小牧市2など)▽日高地方6(新ひだか町1など)▽宗谷地方10(枝幸町1など)▽オホーツク地方11▽十勝地方8(帯広市5など)-の計164人。