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産経抄

12月13日

 〈両隣へ届け畳をむちうち〉と江戸川柳にある。いまから埃(ほこり)を立てます。ひとつよろしく。当時は隣近所に断ってから煤(すす)払い、つまり大掃除にかかるのが常識とされていた(『はじめての江戸川柳』平凡社新書)。

 ▼〈十三日富札の出るはづかしさ〉。こちらは畳をはがされ、家人に内緒で買った宝くじを召し捕られたという嘆きらしい。煤払いといえば師走13日の恒例行事だった。どうせ埃が立つなら-と、世間が同じ日に畳をはたき、家を拭き上げたのは暮らしの知恵である。

 ▼てんでに日を選ぶより一斉にやれば、埃が立つのは1日で済む。「十三日」は、同調という美風の遺産と言ってもいい。それに比べ、いまは面倒な時代になった。同調には「圧力」という一語が添えられ、足並みをそろえることが罪深い行いとして非難の的になる。

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