<独自>3次補正 外交・防衛に5000億円 在外邦人支援などコロナ対策 - 産経ニュース

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<独自>3次補正 外交・防衛に5000億円 在外邦人支援などコロナ対策

C2輸送機
C2輸送機

 政府は令和2年度第3次補正予算案の外交・防衛費に計約5千億円を計上する方向で調整に入った。外交関連費が1300億~1400億円、防衛費が3千億円台後半になる見通し。感染拡大が続く新型コロナウイルス対策を前面に据える方針で、来週にも閣議決定する。複数の政府関係者が10日、明らかにした。

 外交関連では在外邦人への支援を盛り込む。各国の「日本人会」などの団体を通じ、新型コロナで経済的被害を受けた邦人などに必要な援助を行う。在外邦人は政府が実施した国民1人当たり一律10万円給付の対象外となっており、与党内から一定の支援を求める声が上がっていた。

 防衛費には、新型コロナに関する国内輸送支援として航空自衛隊のC2輸送機や、車両整備の関連経費を盛り込む。医療用機材の整備費なども計上する見通しだ。自衛隊は感染者が急増する北海道旭川市の医療機関で9日から看護支援を開始するなど、新型コロナ対応に追われている。

 新型コロナ関連以外では、海上自衛隊のP1哨戒機の関連経費も盛り込む。尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺で中国公船の活動が活発化する中、警戒監視態勢の充実が急務と判断した。