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共通テスト不正 受験生出頭

収賄で失職の文科省元幹部がJAXA関連会社に再就職、再考要請

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の業務をめぐる汚職事件で収賄罪の有罪判決が確定して失職した文部科学省の川端和明元国際統括官(59)が、JAXAの委託業務を受注する宇宙関連会社に非常勤顧問として再就職し、事態を把握した文科省が本人に再考を求めていたことが10日、同省への取材で分かった。

 川端氏はJAXAで理事だった平成27~29年、大学の式典に宇宙飛行士の派遣をあっせんした謝礼として、飲食店で計約148万円の接待を受けるなどしたとして昨年12月に執行猶予付き有罪判決を受けた。同月中に確定し、国家公務員法に基づき失職となった。

 文科省によると今年1月、川端氏から宇宙関連会社に再就職したと報告があった。この会社は国際宇宙ステーションにある日本の実験棟「きぼう」の運用支援業務など、売り上げの多くがJAXAからの委託だった。

 文科省は「退職直後にJAXAと関係の深い企業に就職するのは国民から疑念を抱かれかねない」と判断。3月、川端氏に「再考を願いたい」とする文書を送付した。回答はなかったという。