地方組織の資産めぐり社民対立 幹事長が福島瑞穂党首を批判   - 産経ニュース

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地方組織の資産めぐり社民対立 幹事長が福島瑞穂党首を批判  

社民党の臨時党大会であいさつする福島党首=11月14日、東京都内
社民党の臨時党大会であいさつする福島党首=11月14日、東京都内

 社民党で、立憲民主党に合流する一部の地方組織とその資産の行方をめぐる対立が生じている。社民に残る福島瑞穂党首は、残る党員が1人でもいれば地方組織の解散は無効で、財産も残る党員に属すると主張する文書を4日付で都道府県連に送付。立民に合流する吉田忠智幹事長は10日の記者会見で「大変不適切」と福島氏を批判した。

 福島氏は個人名で文書を出した。9日の記者会見では「地方組織で解散を決めても、社民党として残るという人には効力が及ばないので無効だ。その人たちが(地方組織の)財産も持つと法律構成できる」と語った。

 これに吉田氏は反発。10日の記者会見で、各地方組織で協議を進めている最中だと指摘し、「真摯(しんし)な議論に水を差す。訳の分からない、大変不適切な文書だ」と批判した。

 吉田氏によれば、記者会見に先立って開かれた党の常任幹事会で、出席者から「常任幹事会の議を経ずに文書を出すのは問題だ」「なぜ福島氏の個人名なのか」「文書を取り消すべきだ」といった意見が出た。福島氏は国会出席のため途中退席したが、吉田氏は福島氏と話し合いの場を持ちたいとしている。

 社民では内紛が頻発している。先月14日の臨時党大会では、照屋寛徳衆院議員が福島氏に対し「先輩方が築いた遺産を食いつぶしたのはあなただ」と猛批判した。