レジ袋辞退7割、3月の3割から増加 マイバッグ常に携帯は半数

レジ袋の禁止で、スーパーではさまざまな取り組みが行われた
レジ袋の禁止で、スーパーではさまざまな取り組みが行われた

 最近1週間以内に買い物をした店でレジ袋をもらわなかった人の割合は7割を超えたことが9日、環境省が11月下旬に実施したインターネット調査で分かった。3月時点は約3割。7月に始まった小売店での有料提供義務付けを機に増えた。半数がマイバッグを常に携帯していると答えた。

 辞退率は年内に60%としていた環境省の目標を上回った。

 調査は全国の15~79歳の男女が対象。2100人が答えた。レジ袋の辞退者は71・9%で、もらった人の28・1%を大きく上回った。

 性別では男性68%、女性76%。年代別では60代以上(84%)が最高、20代(57%)が最低だった。

 一方、レジ袋をもらった人の理由(複数回答)は「マイバッグを持って出るのを忘れた」(39・9%)「ごみ袋などとして利用」(30・6%)が多かった。

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