「政治家の不作為だ」総合区めぐり松井氏が公明を批判 - 産経ニュース

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「政治家の不作為だ」総合区めぐり松井氏が公明を批判

 大阪市の松井一郎市長(日本維新の会代表)が実現を目指す市の「総合区」制度などをめぐり、公明党市議団の西崎照明幹事長は8日、新型コロナウイルス対策を優先すべきだとの考えを示した。松井氏は同日、「大阪の未来に向けた制度改革もやるのが当然だ」と述べ、消極的な姿勢の公明にくぎを刺した。いずれも市役所で記者団に答えた。

 松井氏は総合区と府市の広域行政を一元化する条例案を、来年2月議会に提案する方針。大阪維新の会は市議会で過半数の議席がなく、大阪都構想の住民投票で共闘した公明に協力を迫っている。

 西崎氏はコロナ禍を念頭に「医療崩壊も迎えるという大変な状況。今はそんな(総合区などの)話をしている場合ではないのでは」と語った。一方、松井氏は「コロナ対応もやるし、大阪府市がばらばらにならないようにする議論もすべきだ」と強調。都構想が僅差で否決されたことを踏まえ、「(住民投票で)11月1日に出た民意に対し、これはやるが、これはやらないというのは政治家の不作為だ。やらないためのこじつけにしか思えない」と公明を強く批判した。