88歳妻殺害で懲役5年求刑 夫に、責任能力争点

 昨年6月、千葉県八千代市の自宅で認知症の妻=当時(88)=を刺して殺害したとして、殺人罪に問われた夫の奥村修三被告(88)の裁判員裁判論告求刑公判が8日、千葉地裁(前田巌裁判長)で開かれ、検察側は懲役5年を求刑した。

 奥村被告は3日の初公判で「その日のことは覚えていない」と述べていた。弁護側は心神喪失の状態だった可能性もあると主張しており、奥村被告の責任能力の有無が争点となっている。

 起訴状によると、昨年6月中旬、妻あき子さんの胸や腹を包丁で刺すなどして殺害したとしている。