たくさんの愛がトッピング 志賀高原にラーメンの神様の「大勝軒」凱旋

 また、山ノ内町観光商工課の堀米貴秀係長によると、ここ数年、訪日外国人客が増えたことや、一泊朝食付きのみのスキー宿泊需要に合わせ夕食を提供しない宿泊施設が多くなったことから、「夕食難民」が問題になっていた。

 こうした問題に対応するため山ノ内大勝軒は、平日は午前11時から午後6時までの営業を、宿泊客の増える金土祝前日には午後10時まで延長し、夕食のニーズに応える対応をする。

 ゲレンデを運営する志賀高原リゾート開発のチーフプランナー、本山浩二さんは「長野県はラーメン好きの人が多いので、東京などからだけでなく、地元の人にも来てもらいたい」と話す。

 山ノ内町の竹節義孝町長によると、平成27年2月頃、山岸さんから帰郷したいと連絡があったという。豪雪地帯なので暖かくなってからと勧めたところ、その2カ月後に80歳で亡くなった。「雪の中でも山岸さんに来てもらえばよかった」と残念がる。

 それから5年を経て実現した帰郷。山岸さんと田内川さんの師弟愛、山岸さんの凱旋(がいせん)を迎える地元の愛、たくさんの愛がトッピングされたラーメンだ。

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