自衛隊の看護師 全国に約1000人

 自衛隊は看護師資格を持つ自衛官(看護官)を約1千人擁しており、普段は自衛隊中央病院(東京都世田谷区)を含め全国の自衛隊病院で勤務している。病院での勤務のほか、衛生科部隊に配置されることもあり、有事の際は野外病院の設置・運営などを担う。

 今年8月には新型コロナウイルスの感染拡大で医療提供体制が逼迫した沖縄県の災害派遣要請に基づき、看護官ら約20人を派遣した。

 自衛隊による新型コロナへの対応をめぐっては、集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」での船内活動で自衛官の感染者を出さなかったほか、新型コロナ患者を受け入れている自衛隊中央病院でも院内感染は起きておらず、感染症対応能力が評価されている。

 看護官は防衛医科大(埼玉県所沢市)看護学科の自衛官コースで養成している。