【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】知らなかった「オズの魔法使い」…語られなかった「江川騒動」の闇(1/6ページ) - 産経ニュース

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「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記

知らなかった「オズの魔法使い」…語られなかった「江川騒動」の闇

小津正次郎球団社長と江川卓投手(左)
小津正次郎球団社長と江川卓投手(左)

 41年の闇をくぐり、いまだに明かされない江川事件の新事実を書きましょう。このほど阪神は永遠のライバル巨人から山本泰寛内野手(27)を金銭トレードで獲得しました。長い歴史を持つ阪神と巨人ですが、両球団間のトレードはこれで5度目です。そして、両球団が最初に行った交換トレードこそ1979年(昭和54年)の1月31日に突如発表された阪神・江川卓と巨人・小林繁の電撃トレードです。「空白の1日」を突いて江川が巨人と入団契約→巨人欠席のドラフト会議で阪神が交渉権獲得→金子コミッショナーの「両球団によるトレードで解決せよ」という強い要望…と日本全国を騒然とさせた江川事件は掟(おきて)破りのトレードで決着したのですが、その過程には語られていない暗闇があります。それは…。

猛烈な批判を恐れて

 阪神と巨人の間でトレードの発表が行われました。巨人のプロ5年目、山本が金銭トレードで阪神に移籍することが明らかになったのです。「来年からも伝統のある球団でプレーできることを楽しみにしています。ジャイアンツで学んだことを、さらにレベルアップしてタイガースに貢献できるように精いっぱい頑張ります」と山本は抱負を語りました。

 昨季に続き、今季も12球団ワーストの85失策と守備力の向上が課題の阪神は、山本を獲得することで内野手の競争をあおり、レベルアップを図りたい…というのが獲得の理由ですね。