茨城・石岡市がドローンチーム 災害・事故で情報収集 - 産経ニュース

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茨城・石岡市がドローンチーム 災害・事故で情報収集

 茨城県石岡市は、災害時の情報収集や有害鳥獣の環境調査などにドローンを活用しようと、職員22人によるパイロットチームを結成した。大規模な地震や事故など緊急時には現地に出向いて撮影を担う。市によると、ドローンの活用は他市でも行っているが、職員によるチーム結成は県内で初めてだという。(谷島英里子)

 チーム名は「Peaceful Blue」。円滑な市政への願いと市章の色の青から名付けた。メンバーは公募で集まった、21~44歳の若手・中堅職員22人。このうち3人は、県西自動車学校の研修機関で、民間資格取得レベルの操作技術を習得し、他メンバーの指導もしている。

 市は練習機を含めドローン3機を購入した。赤外線カメラや音声入力した言葉を流せるスピーカー、ライトが搭載されていることから、災害時の情報収集や避難者の安否、有害鳥獣の生態状況、不法投棄の確認ができる。また、高所やダイナミックな撮影が可能なことから広報活動でも活用していくという。

 石岡市の旧市立城南中学校で先月行われた結成式では、ドローン操作時の視認性の確保のほか、PR効果を踏まえチーム統一の青色のウエアが公開された。

 谷島洋司市長は「メンバーには市の課題にドローンを活用していく強い意志がある。地域住民のためになろうという彼らの気持ちを応援したい」とチームを後押しする考えだ。

 チームリーダーで総務課に勤務する田村雅輝さん(37)は「全員が一丸となり、災害対応や市の魅力発信などさまざまな業務に役立て、市民のために貢献していきたい」と決意を語った。