茨城海難事故で2船長釈放 鹿島海保、任意捜査を継続

貨物船と衝突し転覆した遊漁船「第5不動丸」=11月28日午前9時49分、茨城県の鹿島港(共同通信社ヘリから)
貨物船と衝突し転覆した遊漁船「第5不動丸」=11月28日午前9時49分、茨城県の鹿島港(共同通信社ヘリから)

 茨城県の鹿島港の港口付近で貨物船と遊漁船が衝突、1人が死亡した事故で、鹿島海上保安署は1日、業務上過失致死傷などの容疑で逮捕していた広島市の貨物船「はやと」の下鶴勉船長(56)と、遊漁船「第5不動丸」の平野隆明船長(49)を釈放した。今後、任意での捜査を続ける。

 海保は、双方が衝突を回避するための十分な行動をとらず、1人を死亡させ、ほか4人にけがをさせたとして、業務上過失致死傷と業務上過失往来危険の疑いで両船長を逮捕していた。

 事故は11月28日午前5時25分ごろ発生。第5不動丸が転覆し、乗客乗員12人が投げ出された。