正午のサイレンに「騒音だ」と苦情、市が中止決定 埼玉・熊谷 - 産経ニュース

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正午のサイレンに「騒音だ」と苦情、市が中止決定 埼玉・熊谷

 埼玉県熊谷市は1日、市内の消防署4カ所で毎日正午に行っているサイレンの放送を12月末で終了すると発表した。一部の住民から「騒音だ」という苦情が寄せられたことなどが理由としている。

 市消防本部によると、サイレンは数十年前から、スピーカーの点検を兼ねた時報として鳴らしている。点検の頻度について法的な規定はなく、周辺自治体でも毎日点検している事例はないことから、取りやめても問題はないと判断した。

 ただ、消防署周辺の住民にはなじみの音でもあり、熊谷消防署近くの寺院の副住職の男性(39)は「正午になったと分かって便利だったのですが…」と残念そうに話した。

 埼玉県内では、さいたま市浦和区の寺院「玉蔵院」が、「除夜の鐘がうるさい」との苦情が他の寺院に寄せられていることを背景に、今年の元旦の除夜の鐘の中止を決めたケースがある。(内田優作)