元大学生側、傷害致死主張 山形の女性医師殺害初公判

 山形県東根市で昨年、マンション一室に侵入し面識のない住人の女性医師を殺害したとして、殺人などの罪に問われた元山形大生、加藤紘貴被告(25)は30日、山形地裁(今井理裁判長)の裁判員裁判初公判で「殺意はなかった」などと起訴内容を一部否認した。弁護人は傷害致死罪を主張した上、服薬と飲酒の影響で心神耗弱状態だったとして刑の減軽を求めた。 刑事責任能力の程度が主な争点となる。

 起訴状によると、被告は昨年5月19日早朝、医師、矢口智恵美さん=当時(50)=宅に侵入し、矢口さんの頭などをゴルフクラブで複数回殴り死亡させたとしている。