東京・大田の暴走死亡事故、罪認める 被告、覚醒剤使用は否認

 東京都大田区で5月、職務質問中に逃走して車を暴走させ、女性をはねて死亡させたとして、自動車運転処罰法違反(過失致死)などの罪に問われた飲食店従業員、中川真理紗被告(31)は30日、東京地裁(深野英一裁判官)の初公判で起訴内容を認めた。一方、覚醒剤取締法違反(使用)罪については否認した。

 検察側は冒頭陳述で「警察官の職務質問に支離滅裂なことを言うなどし、制止を無視して車を発進させた」と指摘。時速約120キロで走行中に歩道に突っ込み、歩いていた女性をはねて逃走したと述べた。事故後の尿検査で覚醒剤が検出されたとした。

 起訴状によると、5月20日、大田区南馬込1丁目の国道1号で車を暴走させ、同区の会社員、高橋悠さん=当時(34)=をはねて死なせたなどとしている。