氷河期採用、初の共通試験 国家公務員、9都市で

 「就職氷河期世代」を対象とした国家公務員中途採用試験の会場に向かう受験者ら=29日午前、東京都武蔵野市
 「就職氷河期世代」を対象とした国家公務員中途採用試験の会場に向かう受験者ら=29日午前、東京都武蔵野市

 1990年代初頭のバブル崩壊後の就職難に遭った「就職氷河期世代」を対象とした各省庁共通の国家公務員中途採用試験が29日、東京や大阪、名古屋など全国の9都市で行われた。政府は国家公務員の中途採用枠で氷河期世代の重点採用を打ち出しており、各省庁共通の試験は初めて。

 人事院によると、157人の採用枠に対して応募者は1万943人に達した。募集職種は一般行政事務のほか、技術的業務従事者、刑務官、入国警備官。この日の試験は基礎能力テストと作文の順番で実施され、新型コロナウイルス感染防止策として、試験時間中のマスク着用を義務付けた。

 氷河期世代は就職難から新卒時に正社員になれず、現在も意に沿わないまま非正規で働き続ける人が多い。

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