【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】期待高まる阪神の来季構想…注目は新人佐藤のポジションにあり(1/5ページ) - 産経ニュース

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「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記

期待高まる阪神の来季構想…注目は新人佐藤のポジションにあり

母校へ阪神タイガース1位指名の報告で訪れた佐藤輝明。救世主となるか=兵庫県西宮市(撮影・薩摩嘉克)
母校へ阪神タイガース1位指名の報告で訪れた佐藤輝明。救世主となるか=兵庫県西宮市(撮影・薩摩嘉克)

 大物ルーキー佐藤はライト、サンズは一塁、大山は三塁固定で、さあ打倒巨人、そして打倒ソフトバンクを果たせますか-。3年契約最終年の矢野燿大(あきひろ)監督(51)は就任1年目から3位、2位ときて、来季は16年ぶりのリーグ優勝を目指しますが、V構想の一端が明らかになりました。それは4球団競合の末にドラフト1位で獲得した佐藤輝明内野手(21)=近大=を右翼固定。今季は本塁打、打点のタイトルを最後まで巨人・岡本と競り合った大山をそのまま三塁に固定し、ボーアが抜けた一塁にはサンズを転向させるプランです。基本戦略通りでシーズンインならば、佐藤の戦力的比重は極めて大きくなります。

なんと遠い道程なのか

 注目の日本シリーズはあっけなく終わりました。ソフトバンクが巨人を2年連続で4タテで破り、4年連続11度目の日本一に輝きました。投打ともにソフトバンクが圧倒し、全く力を出せない?いや力がない?巨人を見て、複雑な心境になった阪神ファンは多いのではないでしょうか。

 なにしろ阪神は今シーズン、対巨人戦8勝16敗。最終的に巨人とのゲーム差は7・5でしたから、もし対戦成績をもっと五分に持っていけていたら、リーグ優勝もあったのですが、そんなことを今さら言っても仕方ないですよね。そんなことより、あれだけ巨人に負けたのに、その巨人がソフトバンクの前では借りてきた猫のようなありさま…。ということは阪神とソフトバンクの戦力差は途方もない…という図式になります。日本一までの道程がなんと遠く感じたことでしょうか。

 実は巨人が3連敗を喫した後、ある阪神球団の関係者にこんなジョークを言いました。