海保、衝突原因を調査 茨城・遊漁船転覆事故

遊漁船と衝突した貨物船「はやと」(左)=28日午前9時55分、茨城県の鹿島港(共同通信社ヘリから)
遊漁船と衝突した貨物船「はやと」(左)=28日午前9時55分、茨城県の鹿島港(共同通信社ヘリから)

 茨城県の鹿島港の港口付近で貨物船と遊漁船「第5不動丸」が衝突し、遊漁船の12人が投げ出され、乗客1人が死亡した事故で、鹿島海上保安署は28日、第5不動丸を運航する鹿島豊栄丸(鹿嶋市)の中川博文社長から説明を受けるなど、事故原因の調査を進めた。運輸安全委員会も同日、船舶事故調査官3人を派遣し、情報収集した。

 中川氏は記者団に「船のメンテナンスや船長への指導はできる限りしてきたが、申し訳ない。誠心誠意対応していきたい」と述べた。

 事故は28日午前5時半ごろ発生。地元漁協によると、第5不動丸が鹿島港を出た直後に貨物船と衝突したとみられる。現場付近の波は穏やかなものの、漁船や遊漁船、貨物船などが行き来し、混雑することもあるという。