13人不明の沈没で書類送検 往来危険疑い、青森漁労長

 青森県の沖合で2月、ベリーズ船籍の貨物船「GUO XING 1」(1999トン)が同県八戸市の漁船「第8富丸」(138トン)と衝突、沈没した事故で、八戸海上保安部は27日、業務上過失往来危険の疑いで、漁船を操船していた秋山健次漁労長(74)=八戸市=を書類送検した。貨物船の外国人乗組員13人は行方不明のまま。

 書類送検容疑は2月29日夜、同県東通村の南東約13キロ沖を南進中、適切に周囲を見張るなどの注意義務を怠り、左前方から接近した貨物船の右中央部に船首をぶつけ、沈没させたとしている。

 八戸海保によると、貨物船が事故前、漁船の前方を右から左へ横切った後に方向転換した形跡が確認できた。海保は貨物船側の過失も調べたが、操船者の特定が困難で立件を見送った。