鶴見辰吾「人間関係のぬくもりを親子丼が表現している」

鶴見辰吾「人間関係のぬくもりを親子丼が表現している」
鶴見辰吾「人間関係のぬくもりを親子丼が表現している」
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 真矢ミキ主演のオトナの土ドラ「さくらの親子丼」(東海テレビ・フジテレビ系)。残り3話となり、28日午後11時55分からは第7話が放送されるが、主人公の九十九さくら(真矢)が恋心を寄せる?岡林康浩を演じるのが、鶴見辰吾(55)。

 ドラマは、民間子供シェルター「第2ハチドリの家」を舞台に、スタッフのさくらが温かい食事を通じて秘密を抱えた子供たちの心を受け止めていく物語。実は、岡林はハチドリに入居中の門倉真由子(井本彩花)が気持ちを寄せる大樹(細田佳央太)の父親でもある。

 「更生保護施設建設反対」の署名用紙を持ってハチドリを訪ねた岡林は、さくらからシェルターの存在を明かされ、息子の大樹とも対立してしまう。そんな7話でキーパーソン的な役回りとなる鶴見がインタビューに応えた。

 --岡林の印象は?

 「善意にあふれたどこの地域にもいそうな面倒見のいいおじさんというイメージ。ちょっとしたユーモアも交えつつ、人がよすぎて憎めないようなところを出せたら」

 --ドラマの題材については?

 「子供が一番信頼すべき、頼るべき親御さんから愛情を受けられなくて武装しなくてはいけなくなった時に、どんな気持ちになるのかを想像するだけでも本当に辛い。できれば家族でごらんになって、関係を見直してみたり、話し合ってみたりするきっかけになればうれしい」

 --今、思うことは何かありますか

 「僕らおじさん世代でいえば、最近は何か言うとセクハラ、パワハラになるとか、会話一つにおいても言葉を選ばなくてはならない時代になってきて、どこまで踏み込んで関わっていいかとても難しい。今はSNSがあり、面と向かって話すよりもスマホを使ってやりとりをする世の中になってきた。コミュニケーションの手段が便利になりすぎて、それと引き換えに我々は人間らしさを失ってしまっている気もする。人との関わり方の難しさがドラマの根底に流れていると感じていて、何も言わず抱きしめてあげるような人間関係のぬくもりを親子丼が表現していると思う」

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