福岡・行橋市の市民団体、市独自の環境保護条例制定求め要望

 福岡県行橋市内で産廃業者が表明した開発計画に反対する住民や漁協などで組織した「海と緑を守る会」が25日、市内の開発案件で環境の保全などを担保させる市条例の制定を求める要望書を、約1万1千人分の署名とともに田中純市長に提出した。市人口は約7万3千人(令和2年10月末)。

 同会は、大規模な建築工事などで住環境が悪化する懸念がある場合でも、市は強制力を持たない指導を行う権限しか持たないとした上で「行橋市が独自で市民を守る条例を求める」と訴えた。署名は市民が中心だが、近隣自治体の住民も含まれているという。

 同会のメンバーから署名を受け取った田中氏は「署名を重く受け止める。条例制定や政策に生かしていく」と述べた。