往来自粛を提言 コロナ分科会 西村担当相「ステージ4になると緊急事態宣言視野」

政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会であいさつする西村康稔経済再生相(前列右)。左は分科会の尾身茂会長=25日午後、東京都千代田区(鴨川一也撮影)
政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会であいさつする西村康稔経済再生相(前列右)。左は分科会の尾身茂会長=25日午後、東京都千代田区(鴨川一也撮影)

 政府は25日、新型コロナウイルス感染症対策分科会(尾身茂会長)を開き、感染状況の基準で上から2番目の「ステージ3(感染急増)」相当の対策が必要となった地域と、それ以外の地域の間での往来を控えるよう求める提言をまとめた。 

 尾身氏は分科会後の記者会見で、医療体制の逼迫(ひっぱく)に強い危機感を表明。ステージ3相当の地域として、札幌市、東京23区、名古屋市、大阪市を挙げ「分科会として、おそらく共通の考えだ」と述べた。西村康稔経済再生担当相は「感染がさらに広がりステージ4になると、緊急事態宣言が視野に入ってくる」と危機感を示した。

 提言では、酒類を提供する飲食店への営業時間の短縮要請など今後3週間で集中的な対策をとるよう政府に要請。医療提供体制の厳しい地域では、患者搬送での自衛隊の活用も含め全国的な支援の早急な検討を求めた。「Go To トラベル」については、感染拡大地域からの出発分も一時停止を検討すべきだとした。