米感謝祭連休に5000万人移動予想、25日から コロナ拡大に懸念  - 産経ニュース

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米感謝祭連休に5000万人移動予想、25日から コロナ拡大に懸念 

 【ワシントン=住井亨介】新型コロナウイルスの感染拡大が全米に広がる中、感謝祭(26日)の連休を控え、人々の長距離移動が大きな脅威となっている。当局は旅行などの自粛を呼び掛けているが、シーズン期間中(25~29日)に約5000万人が移動すると予想されており、感染拡大に拍車がかかる恐れもある。

 米国自動車協会(AAA)によると、期間中の移動者数は、車利用が4780万人(昨年比4・3%減)、航空機利用が240万人(同47・5%減)などとなっている。全体では昨年に比べ1割減になる見込み。

 米疾病予防管理センター(CDC)は旅行のリスクを訴えるとともに、家族での集まりなどを避けるよう呼び掛けているが、AP通信によると、先週末(20~22日)には約300万人が航空機で移動したという。

 米国の感染者は累計1248万人を超え、死者数ともに世界最多。米ジョンズ・ホプキンズ大によると、検査を受けた人が陽性と判明した率を示す「陽性率」は、24日時点で45州が、世界保健機関(WHO)が経済活動再開の目安とする5%を上回っている。

 最も高いのがワイオミング(58・89%)。続いてサウスダコタ(44・14%)、アイオワ(43・14%)、アイダホ(40・12%)、カンザス(38・23%)などとなっており、中西部、西部で高率となっている。