【日本語メモ】「いいかげん」にする?しない?(2/2ページ) - 産経ニュース

メインコンテンツ

日本語メモ

「いいかげん」にする?しない?

 上官から軍備品や資材の管理が「適当」かと聞かれた部下が、不備があった場合でも「適当であります」との返事をしてごまかしたことから、その場しのぎの決まり文句として定着して「適当=いいかげん」との意味合いを持つことになったというものです。

 もしかしたら笑い話などから転じたものかもしれないので信憑性についていえば、あくまで一説にすぎないという程度ではありますが…。 

 ちなみに産経新聞では「いい加減」との表記はせず、どのような意味でも平仮名での表記になります。ちょうど良い具合=いい加減、ぞんざい・無責任=いいかげん―というように使い分けが可能ではないかと考えたことがあります。

 とはいえ多くの辞書で後者の意味を最初に挙げていることから、好ましくない場合に用いられる方が一般的なこともあり、やはり平仮名が「適当」ということでしょうか。

 日々の制作作業においては決して「いいかげん」な振る舞いをせず、また読み手にとって「いいかげん」の紙面をお届けできるよう努力していきたいと思います。(ひ)