秋の民放ドラマで記者座談会 「共演NG」タブー破りに支持

 〈C〉 「リモラブ」は新しい生活スタイルが取り入れられ、興味深い。とはいえ、マスク姿の作品ばかりでは食傷気味になる。どの程度「現実」を取り入れるか、さじ加減は難しいだろうね。

 〈B〉 恋愛に奥手な女医と鈍感男のストーリーなので、話が進んでいるのかいないのかモヤモヤするけど、そこがいい。コロナなど最新の現実を取り入れる中で、古典的なラブコメの手法が際立っている。

 〈A〉 「35歳…」は柴咲コウが、実際は35歳だが中身は10歳という女性をうまく演じる。同じく「ルパン…」では、深田恭子とどんぐりの中身が入れ替わった回があったが、どんぐりの芝居が深田そのまんまに見えた。芸達者。

 〈B〉 「ルパン…」は分かりやすく、明るく楽しめる。テレ朝の「七人の…」も同様。解決方法にツッコミどころは多いけれど。

 〈A〉 悪人が、あまりに分かりやすい悪人なのも時代劇的だな。「恋する母たち」は、本物の世界ならすぐに週刊誌に書かれそうだけど、ドラマだと楽しく見ていられるね。

 〈D〉 ステイホームでテレビの視聴率も上がったけれど、今クールは大作に乏しいのも事実。ドラマ視聴以外に家での過ごし方も多様化したか。再び視聴者を呼び込むためには、それこそ共演NGを取っ払うような局の枠を超えた仕掛けや、新たな話題づくりが必要かもしれない。

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